フィンランドでの日常生活を綴っています。

金曜日, 12月 28, 2018

シャワーホースを交換

event_note12月 28, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
シャワーホースが使い物にならなくなってしまいました。もう十数年使っていたので、劣化して使えなくなるのも当然?

新しいのと並べてみると、古いのは恐ろしいほどに変色してる!! 普通はここまで使わないのか?? 材質も違うから色の違いも大きいの、とちょっと言い訳しておこう…


日本ではいろんなメーカーやいろんなモデルがあるから、こんなときはきっと、蛇口やシャワーヘッドの取り付け口の大きさをちゃんとチェックする必要があるでしょうね。

でも、フィンランドではほとんど選択肢なし!…というか、こういうもののつなぎ口は、どうもスタンダード化されているみたい。購入したホースのパッケージには、長さこそは表示されていたけれど、繋ぎ口のサイズなんてどこにも書かれていなかったし。

ホースの交換は初めてだったけど、すごく簡単でしたよ。繋ぎ口にぐるぐる回して取り付けるだけですもん。

交換後の記念撮影です。


今までに使っていたホースよりずっとしなやかなことに感動!今までのは、年季が入ってい硬化していたみたい💦 そうなる前に交換すべきだったのね、きっと。

***おまけ***

夫が焼いた joulutorttu(クリスマスパイ)。これを焼くのは、このところずっと夫の役目となっています。4年前と比べて( クリスマスパイは何に見える?)上達してるかな?


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火曜日, 12月 25, 2018

クリスマスと庭のモミの木とクリスマス料理

event_note12月 25, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
日本ではもう、クリスマス感はすっかり消えちゃったかな? 今ごろは、クリスマスケーキの安売りさえもすでに終わってる?

そういえば昔、25歳過ぎ未婚女性は一部で「クリスマスケーキ」なんて言われてましたね。理由は、25を過ぎると「安売り」されるからだそうで…。

ついでにいえば、31歳過ぎ未婚女性は「年越しソバ」。「伸びすぎた麺は誰も食わん!」ということらしい。

そして何を隠そうくうっけりも「クリスマスケーキ」であり、さらには「年越しソバ」だった… (^_^;)

今になって思うと、これって明らかに男目線&女性見下しのセンスのないジョーク。今はもうこんなこと言いませんよね、きっと。

…と話がそれましたが…

フィンランドではクリスマスはまだ続きます。サンタさんが来るのはイブだし、クリスマスのごちそうも24日に食べるので、クライマックスが過ぎた感は否めませんが。

フィンランドのカレンダーでは25日はもちろんクリスマスで祝日。翌日26日はTapaninpäivä(第二クリスマスデー・聖ステファノの日・ボクシングデー)でやはり祝日。27日以降は一応カレンダー上では平日だけれど、「クリスマス祝祭期間」が終わるのは、Loppiainen(公現祭 1月6日)。そしてクリスマス期間が完全に終わるのが
Nuutinpäivä(1月13日)。実際、トゥルク大聖堂(フィンランドルーテル教会の総本山)の前に飾られるクリスマスツリーは、例年、この Nuutinpäivä に片付けられるらしい。

この辺は、日本とはだいぶ違う。フィンランドに来たばかりの頃は、なんとなく違和感があったものです。

さて、我が家のクリスマス。クリスマスといっても別に特別なことはしません。以前は毎年、夫の実家に顔を見せに行っていました。でも、義父母ともに天国に引っ越してからは、夫婦2人+ワンコで自宅でゆっくり。

クリスマスツリーも飾りません。庭やご近所や森林に生えている自然の木々を見るだけで十分だよねってことで。そうそう、数年前に庭で見つけたモミの木( モミの木)もだいぶ大きくなりました(クリスマスにちなんでちょっと加工してます)。


今年のクリスマスイブは、日中でも気温がおおよそ-10℃。モミの木はうっすらと白く着飾っていました。モミの木全体の写真ではよく分からないけれど、近くで見るとほら…


クリスマス料理は、あまり作っていません。クリスマスハムとして販売されている豚のもも肉約3.5㎏を焼いたのと、imelletty perunalaatikko(発酵させて甘味を出したマッシュポテトのキャセロール)を作っただけ。

それなのに、imelletty perunalaatikko 作りに失敗💦 発酵がうまくいかなかったので味がいまいち…😭
そうはいっても、せっかく焼いたので ↓(こうしてみると外見も不気味…😅


ちゃんと最後まで責任もって食べますけどね。ちなみにこれ、ジャガイモ1.5㎏使ってます。

ということで、クリスマスハムと perunalaatikko は、まだしばらくは食卓に並ぶことになるのです。つまり、食卓でもクリスマスはまだまだ続くのだ…

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土曜日, 12月 15, 2018

夏鳥が冬越し?!

event_note12月 15, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
牛乳パックのバードフィーダー( バードフィーダー設置) は、連日にぎやかです。

常連さんはシジュウカラ、アオガラ、アオカワラヒワ。そのほかにたびたびやってくるのは、ヒガラやスズメやウソ。それから、地面のおこぼれを拾いにくるやや大きめの鳥たち。今シーズン、今までに目にしたのは、クロウタドリ、カケス、カササギ。

そんな中、数日前にこんな鳥が来ていました。


アオカワラヒワにまぎれていたのだけれど、この鳥だけなんかちょっと姿が違う気がして写真に撮ってみたのです。で、比べてみると確かにアオカワラヒワとは違う姿。

ちなみにこちらがアオカワラヒワ。完全に違いますよね、姿かたちも側面の模様も。


何の鳥か分からずに、図鑑のページを行ったり来たり。やっと、写真に似ている絵を見つけました。庭に来ていたのはメスのズアオアトリ?! だとしたらすごく意外!!!


というのも、フィンランドで昔から知られているこんな詩(?)があるのですよ。

Kuu kiurusta kesään
Puoli kuuta peipposesta
Västäräkistä vähäsen
Pääskysestä ei päivääkään

ヒバリから夏までひと月
ズアオアトリからあと半月
ハクセキレイからもう少し
ツバメからは一日もなし

夏が近づくにつれてもどってくる渡り鳥。早い時期にもどってくる鳥もいれば、夏の声を聞くころにやっと戻ってくる鳥もいる。そういう鳥たちを見ながら、フィンランドでは夏が来るのを楽しみに待っているわけです。

この言葉はよく知られていて、くうっけりも今まで何度も耳にしたことがあります。だから、ズアオアトリが冬場に庭にいるっていうのはとても意外でした。


でも、調べてみたら、一部は確かにフィンランドで冬越しするみたい。その時期、人家の庭に餌を食べに来るというのも、珍しい話ではないらしいです。びっくり\(◎o◎)/!

ズアオアトリを見てから、ほんとうにあと半月で夏!!ってことならよかったんだけどなあ。

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火曜日, 12月 04, 2018

2018年11月を振り返る

event_note12月 04, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
もう12月!!

日が短いこともあって、一日があっという間。太陽が地平線の上に出ている時間が短いのに、どんよりしたお天気ばかりで一日がほんとに暗いこの頃です 😢

11月の気候

10月に引き続き、11月も平年より暖かい月になりました。最寄りの観測所の11月の平均気温は 3.6℃


うちの温度計では、月の最高気温が 11.0℃。それ以外にも10℃前後まで気温が上がった日が何日もありました。このあたりだとそんな気温でも、11月としては「暖かい」のです。

ただ、月の終わりごろに寒気が入ったようで、そのときは冷えました。最低気温は -11.3℃。真冬日(一日の最高気温が0℃以下)も3日ほど。その間、少し積雪も。



11月の暖かさは全国的で、特にラップランドの気温は平年よりも高かったみたい。なかなか雪に覆われず、観光業界は大変だったようです。雪景色が楽しめないのに加えて、犬やトナカイがそりをひくことできないし、スノーモービルも使えない… そんなわけで、旅行のキャンセルも相次いだそうです。

11月のオモ

食欲もあるし医者にかかることもなく、平穏な毎日。ありがたいことです。

目薬の投薬は毎日続けているものの、目の白濁はあいかわらず。でも、少し間にこのオモの目を「銀色の目」って言ってくれた人がいたんです。それ以降「銀色の目のオモ」って考えるようにしてます。銀色の目…カッコいいと思いません?

暖炉に火をともすと、オモはよくその前で寝そべっています。この写真だと、犬というより毛の塊にしか見えない?!


11月に読まれた記事

11月もまた、別のブログ( 手仕事@タピオの国 )の記事です。




*****

11月に降った雪は、もうすっかり融けています。クリスマスまで3週間足らず…はたして今年はホワイトクリスマスになるのでしょうか?

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月曜日, 11月 26, 2018

バードフィーダー設置

event_note11月 26, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
11月も終盤。タピオの国界隈も、晩秋というよりはすっかり冬の装いとなっています。今日は今シーズン初めて雪も降りましたしね。

毎年冬場は小鳥たちに餌をあげています。例年、地面が雪に覆われた頃、あるいは気温が連日氷点下となった頃から餌を与え始めるようにしています。

で、今年は本日、今シーズン最初のバードフィーダーを設置。


バードフィーダーというと聞こえはいいけど、外見はごらんのとおり完全に牛乳パックです。うちではもう何年もこのパターン。使い捨てできるから清潔に保つのが楽だし、必要に応じていくつでも増設できるしで、とっても便利なんですよ。( 牛乳パックで鳥の餌台 - 手仕事@タピオの国 

今日はまだほとんど来客なし。シジュウカラだけです、来ていたのは。

冬の間来る鳥の種類はだいたい決まっているのだけれど、それでも小鳥たちを眺めるのは毎年の冬の楽しみ。今年もきっと、いろんなドラマがみれるはず。

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木曜日, 11月 15, 2018

フィンランドのホワイトフィッシュ

event_note11月 15, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
先日、夫が3匹のホワイトフィッシュを持ち帰ってきました。

これがその魚たち。フィンランド語では siika(シーカ)と呼ばれています。


サケ科の淡水魚なのですが、フィンランド周辺だと海にも生息しています。

そもそもバルト海って、大洋と比べると、塩分濃度がとっても低いらしいんですよ。大洋の塩分濃度は3%以上のこともあるけれど、バルト海の場合0.5%もないんだとか。だから、フィンランド近海に生息している魚と湖や川に生息している魚って、同じ種類のものが多いんです。要するに、フィンランド近海では淡水魚が生息できるということ。

フィンランドとその近海に生息するホワイトフィッシュに関していえば、一生海で暮らす個体群あり、大部分は海で暮らすけれど産卵の時だけ川にのぼる個体群あり、川で一生を過ごす個体群あり、湖で一生を過ごす個体群あり…ということで、なかなか多様なようです。

上の写真のホワイトフィッシュは、産卵の時に川にのぼる個体群のもの。この個体群は非常に個体数が減っているそう。それで、人工孵化させて稚魚をそだてて放流する、なんてことが手掛けられているんだとか。

先日、そういうことをしている人に誘われて魚卵を取り出す手伝いに行ってきた夫が連れて帰ってきたのが、写真の3匹のホワイトフィッシュなのでした。魚卵を採るために捕獲され、卵を絞り出された子たちです。あ、でも1匹だけはまだ卵が入っていました。卵を絞り出すことができなかったんだそうです。まだちょっと未熟な卵だったということらしい。

ところでこのお魚、ホワイトフィッシュといわれるだけあって、サケ科といえども魚肉にはあのサーモンピンクの色合いはありません。生の魚肉はややピンクがかってはいるけれど、焼くと白いです。でも、サケ科の魚ですからね、おいしいですよ。

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日曜日, 11月 11, 2018

柿の木のフィンランドでの冬越しは可能か?

event_note11月 11, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
今年の春に芽を出した柿。


夏の間は鉢植えのままにしてありましたが、秋に地面に植え付けました。フィンランドでは冬越しできないかもしれない、というのは承知の上のことです。


札幌でも冬越しすると聞いたので、もしかしたらここでも?とちょっとだけ期待して地植えした次第。

でも、このままだときっと冬越しできる可能性は低いから寒くなる前に保護しなきゃね、なんて話をしていたのが少し前。そして気が付くと、こんな塚?!ができておりました。


いつの間にか夫が、トウヒの枝を集めて作ったみたい。この中に柿の木が埋もれてます。

どうかな~? 冬越しできるかな~?

このあたりは暖冬の年も多いけれど、冷え込むときにはやっぱり冷え込むのです。なんてったって北欧ですから。

この冬はどんな冬になるのやら。ちなみに、今のところは平年よりもずっと暖かい!! 今年は、このあたりでは初雪もまだなんですよ。

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木曜日, 11月 01, 2018

2018年10月を振り返る

event_note11月 01, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
今年もあと残すところ2か月ですね。早いな~月日がたつの。…この頃特にそう感じるのは歳のせいなのか?!

少し前に夏時間から冬時間に移行して、起床が少し楽になりました。でも、朝起きたとき暗いのは相変わらず。朝日を浴びて目を覚ましましょう!!なんていうのは、北国では無理ですわ。ちなみに今日の日の出は8時少し前。そしてこれからますます日の出が遅くなる…

10月の気候

全体としては、例年よりもちょっと暖かい10月だったようです。最寄りの観測所の10月の平均気温は6.7℃

うちの屋外温度計を見ても、日中の最高気温が2桁の日は余裕で月の半分以上。これは去年の10月よりも多いです。あ、でも、最低気温がマイナスだったっていう日も去年より多かったかな。結局、プラスマイナスすると、プラスが勝ったってところです。

最高気温は15.8℃、最低気温は-6.0℃というのが、うちの温度計による記録。でも、フィンランド全国でみると気温の幅は大きい!! 今年の10月のフィンランド国内最高気温は20.9℃。これは、10月の観測史上最高気温でもあるそうです。一方、国内最低気温は-18.7℃。…だいぶ低いと思うんですけどね、これぐらいじゃあ記録を更新するほどの冷え込みではないらしい。


10月のオモ

マダニに喰い付かれていた痕を、なめてなめて舐めすぎたオモ。その部分の皮が薄くなって赤くなり、舐めるのをやめさせようとしてもなかなか止めないのでした。

結局、最終的にはこの手段をとらざるを得ず…


ふてくされているように見えなくもないですが、舐めすぎた部分が完治するまで、素直にエリザベスカラーをつけていてくれました。手術の後、そして目の治療の時に、かなり長い間カラーをつけていたので、慣れていたこともあるのでしょうね。飼い主としては助かりました。

屋外ではカラーなしで普通に散歩。ん~でも歩く距離は短いことが多かったかな。

10月には、以前に何度か行ったことのある国立公園も歩いたのですが…


よく見えていないからなんでしょうか。こんな木道を何度か踏み外し、木が生い茂ってやや薄暗くなっている歩道はなかなか先に進みたがらず…。湖を一周する遊歩道の半分以上は、オモを抱えての散歩となりました。去年はまだこんなじゃなかったのに…😢

とはいうものの、オモは普通に元気だし、食欲もあります。歩かないとはいっても、1日に2㎞ぐらいは歩いているので、心配するほどのことではないのかな。

10月のキノコ狩り

今年の10月は、ポルチーニがまだ収穫できました。こんな年はめったにないです。


今年のポルチーニの収穫量も、今までで一二を争うぐらい。今年は時期が遅かったので、虫がほとんどついていないきれいなポルチーニが多かったのも大きいです。

アンズタケも10月にまだいくつかは採ることができました。でも今年は、収穫量は全体に少なめ。夏、雨が少なかったのが響いたのかな。

10月には、染色に使えそうなキノコも多少収穫しました。例えばこんなの。


結構大きく育つキノコなので、いくつか見つかるとすぐにかごがいっぱいになります。収穫してきたものは、乾燥して保存。そのうちウールを染めてみる予定。

10月に読まれた記事

今回もまた、別ブログ( 手仕事@タピオの国 )のものばかり。


*****

今日は、10度近くまで気温が上がりました。11月としては暖かい気温です。今週から来週にかけては、このまま暖かめの気温が続くという予報。

でももう11月。今月はきっと、初雪も降ることでしょう。

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火曜日, 10月 30, 2018

シャコバサボテンの花が咲く

event_note10月 30, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドでは joulukaktus(クリスマスサボテン)と呼ばれるシャコバサボテンです。クリスマスのころ開花するからこの名前なのでしょうが…

今年は一足早く咲き始めています。


10年余り前にいただいた株です。株を分けたり一部枯らしたり、なんてことをしているので、あまり大きくはなっていません。加えて、毎年、花の付きもいまいちでした。

でも今年、株の大きさはともかく、花の数は例年より多い!! 開花時期も、いつもより1か月余り早いのです。


心当たりはあります。

今年、8月下旬から9月にかけて、鉢を外に出したままにしておいたのです。そして夜の最低気温が5℃以下になる頃に、室内に入れました。今までは屋外に出すなんてことは一切していなかったのですが。

シャコバサボテンは外に出して負担をかけることで花が付きやすくなる、という話をインターネット上で読んだんですよ。それでこの秋試してみた次第。

その結果がこれです。試してみて正解でした。みなさんもお試しあれ…といいたいところですが、これはあくまで、フィンランドの自然環境での話。日本でも応用できるかどうかは???です。

ところで我が家のシャコバサボテン、例年は第一弾の花が咲いた後、他の蕾は落ちてしまって開花シーズンがすぐに終了。そしてなぜが、春先になると再び蕾がでて花をつける、というサイクル。

さて、今年はどうなることやら…

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火曜日, 10月 23, 2018

風景よりも道よりも 地形をしっかり覚えておくべきだった…

event_note10月 23, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
まだ葉をまとっている木々も残っているけれど、葉が落ちてすっかりはだかんぼうになった木も目につくようになりました。



キノコ狩りシーズンもすでに後半。最近の収穫のメインはこんなキノコ。



さて、くうっけりが例年キノコ狩りに行く場所は、ほとんどが産業林。森林公園とかじゃないから、整備された歩道があるわけじゃなし、標識などはあるはずもない。

でも、この数年間、もう何度も歩き回っている森林なので、だいたい場所は覚えているつもりでした。

でも…

だめですね。特に今年のキノコ狩りシーズンの初め、大型機械で間伐された後の森林に入った時には、自分が歩いているところがどこなのか、全然見当がつかなくなることが幾度かありました。

森林の中なんて似たような風景なのだけれど、木がどれぐらい密に生えているのかだとか、どんな植生なのかだとか…意外に全体の風景や雰囲気で場所を覚えていたみたいです。

それから道も目印にしてしまっていました。道といっても、整備された道じゃなくて獣道とか何年も前のトラクターの跡。あらたに大型機が入れば、そんな道なんてかき消されてしまうのに。

風景よりも道よりも、地形をしっかり覚えておくべきだったようです。木が切り倒されたり地表に機械の跡がいっぱいできることはあっても、岩山や丘の位置が変わることはないですから。

そう意識してからは、なるべく地形に意識して歩くようにしていた今年の秋。…多分もう迷わないと思います。でも念のため、 GPS(or スマホ)はいつも持参しております💦

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木曜日, 10月 04, 2018

2018年9月を振り返る

event_note10月 04, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
まだサマータイムということもあって、10月の初めだというのに日の出は7時半すぎ。暗いと起きるのがつらい💦 サマータイムなんて嫌いだ~!!

9月の気候

去年の9月には20℃を超えた日が一日もなかったけれど( 2017年9月を振り返る)、今年は20℃を超えた日が、我が家界隈でさえ10日も!! さすがに夏日はなかったけれど。

逆に気温が低かった日は、明け方氷点下で日中の最高気温が一桁。でもそんな日は1日だけでした。

そんなわけで、全体的には暖かい9月でした。最寄りの観測所の9月の平均気温は13.1℃。平年より2度ぐらい高かったようです。(参考までに…札幌の今年9月の平均気温は 18.9℃

日本ほどではないにしても、フィンランドも南北に長い国。フィンランド全国での9月の最高気温は 26.6℃(←夏日!!)。 一方で最低気温は -9.5℃ 😓 やっぱり北欧。寒いところは寒いのね…

9月はそれなりに雨も降りました。最寄りの観測所の降水量は 79㎜。これも平年より多いみたい。乾燥した夏だったにもかかわらず、キノコ狩りが楽しめたのはこのおかげかな。


9月のオモ

とんでもない時刻に飼い主を起こし( オモ(ボロニーズ犬♂12歳)に朝早く起こされた話)、尿検査では尿路感染症と診断され( オモ(ボロニーズ犬♂12歳)の尿検査)、2週間の抗生物質投与で回復( オモ(ボロニーズ犬♂12歳)の尿路感染症 その後)と、9月はいろいろありました。

とはいうものの、いつもと変わった様子はあまりなく、毎日元気に歩くし、食欲も普通。

変に思ったのは、あの、早く起こされた日の朝だけだったんですよ。…でもよかった、あの日、変な様子を見せてくれて。でなければ、尿検査をしようなんて思いつかなかったかもしれない…。

林道を散歩中のオモ
なぜか、途中で見つけた白樺の皮をくわえてます

9月に読まれた記事

先月もまた、別ブログ( 手仕事@タピオの国 )のもの。手織り関係の記事です。




*****

10月ともなれば、寒い、と感じる日もめずらしくありません。夏の間オフにしていた暖房のスイッチを入れ、ここ数日は暖炉も活躍。でも、氷点下の朝がまだほとんどないのが救いです。

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火曜日, 10月 02, 2018

この秋最初の氷点下と 9月最後のキノコ狩り

event_note10月 02, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
9月最後の土曜日(29日)の朝は氷点下になるだろう…そんな予報が出ていたその前日金曜日のこと。

氷点下になったらキノコによってはもうこの秋は収穫できなくなってしまうかもしれない…と焦りまして、夕方近くなってから近くの森林にキノコ狩りに行ってきました。

その森林は近所ではあるけれど、今年はまだ行っていなかった場所。伐採や間伐のあとでとても歩きにくいことがわかっていたので、なんとなく避けていた場所です。でも、氷点下が来る前に一度は行っておこうと考えたわけです。

その森林にある、フィンランドの青銅器時代(紀元前1500年~500年)の古墳は相変わらずでしたが…


キノコは悲しいほどに少ない!! この森林でアンズタケやポルチーニをたくさん摘んだ年もあったのに…

この日の全収穫量です。



そして土曜日の朝。天気予報どおり、氷点下の朝になりました。このあたりのではマイナス2度ぐらい。たいした冷え込みではなかったけれど、菜園に残っていたズッキーニの葉っぱは完全にしんなり。道路わきで見かけたヒマワリも、ちょっと情けない姿に変わっていました。

…が、森林の下草はとっても元気そう。この分ならもしかしてキノコも元気かも???と、再び今度はまた別の森林へキノコ狩りへ。

そしてその日の成果がこれ。


驚いたのは、まだ顔を出したばかりのポルチーニがいくつかあったこと。さらに、なんとこの時期に、ショウゲンジが1つ収穫できたこと。

この成果に気をよくし、日曜日にも再びキノコ狩りへ。そしてこれだけのキノコを収穫。


土日の収穫量は、金曜日とは大違い!!

そして帰宅後は、キノコの乾燥処理に追われるのでした。

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土曜日, 9月 29, 2018

オモ(ボロニーズ犬♂12歳)の尿路感染症 その後

event_note9月 29, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
尿検査の結果、2週間抗生物質を飲むことになったオモ( オモ(ボロニーズ犬♂12歳)の尿検査 )のその後です。

抗生物質の投薬を始めてから2週間弱たったところで、再びオモの朝の尿を採りました。

初めての採尿がうまくいったから、きっとまた楽勝だわ…なんてたかをくくっていたのはまずかった💦 オモがあまりにも元気に脚をあげるものだから、容器をお目当てのところにもっていくのにちょっと失敗。くうっけりの反射神経の鈍さがくやまれましたよ。

でも幸い必要量は採ることができ、検査してもらうためにクリニックへ持っていきました。

そして結果は…

もう大丈夫! 投薬も予定通り2週間で終了!!!

良かったです、それだけで済んで。感染症が治ったのもうれしいし、朝夕薬を飲ませる手間がなくなったのもありがたい。

さて、オモのほうは…


ってな感じで家の中では相変わらず寝てることが多いです。

でも、キッチンからのにおいには即反応! それから、目薬をあげるつもりでオモに近づくと、即逃げます(そのあと素直につかまるけど)。

寝てるからといって油断はできませぬ。とはいうものの、それだけ元気ってことでもありますね。😊

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水曜日, 9月 26, 2018

ポルチーニの乾燥保存

event_note9月 26, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
先週末のキノコ狩りの成果! ポルチーニとアンズタケです。


今年はキノコが採れないかもしれない…( 今年はキノコ不作かなあ ~最近 フィンランドの森林で見ることのできたキノコたち~)そう考えていただけに、先週末もまたこれだけ採れて満足♥

豊作の年と比べるとまだまだ少なくはありますが、ある程度保存にもまわせるぐらいには収穫できました。

特にポルチーニ。今年は、ほんとに豊作だった年ほどではないけれど、それでも結構採れています。

うれしいことに、今年のポルチーニには虫があまりついていないのですよ。ほら、これだけ大きく育ってしまったポルチーニですら、虫食いのあとがほとんどない!!


例年だと、特に大きく育ったポルチーニには虫がいっぱいついている事のほうが多いのです。

今年の夏はとても乾燥していたこともあって、今年のキノコシーズンはいつもより遅い時期。つまり例年よりはちょっと涼しい時期になってからなので、虫が少ないのでしょうか?


さて、我が家ではアンズタケは冷凍保存( 保存用アンズタケ)。でもポルチーニは乾燥保存しています。

乾燥させると体積もぐんと減りますよ。


乾燥させたものはこうして空き瓶に入れて室温で保存。



今週に入って、気温もぐんと下がってきています。先週末のこれらのポルチーニで、今年のポルチーニ収穫は最後かも。

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水曜日, 9月 19, 2018

フィンランドのトイレにあるハンドシャワーの謎が解けた

event_note9月 19, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドのトイレには、たいがいハンドシャワーが設置されています。


このシャワー、洗面台(手洗い台)の蛇口とつながっております。蛇口を開けた状態でハンドシャワーのレバーを押すと、水の流れが洗面台の蛇口からそのハンドシャワーに切り替わるという仕組み。

用途は多分ウォッシュレットと同じだろうと思いつつ、特に誰かにたずねることもなく、二十数年が過ぎ去ったのですが…

今年の夏、やっと真相?!を知ることができました。フィンランド新聞 Helsingin Sanomat( Uutiset | HS.fi )のニュースサイトにあった記事のおかげです。(フィンランド語OKの方は、このブログでなく、直接もと記事を読むことをお勧めします)


フィンランドのトイレにあるハンドシャワーは、1968年に発売されました。つまり今年は50周年!

1960年代っていうと、生活水準がどんどん向上していった時期。郊外住宅の建設も進められていました。(…というのは、フィンランドでのことですが、日本とも重なるものがありますね。)

生活の向上を感じさせる設備、例えば、他のヨーロッパ諸国にあるようなビデをトイレに設置したいところだけれど、フィンランドでは住宅面積をそんなものに割く余裕はない。それで考え出されたのが、ハンドシャワータイプのビデ。

最初は販売が伸びなかったそうな。でも、今風の蛇口(レバー式)が広がり始めると、TVコマーシャルなどの甲斐もあって、急速に普及。今は、ほぼどこに行っても見ることができるんじゃないでしょうか。

さて、このハンドシャワーを国外にも普及させようという試みがあったそうなのですが…

全くうまくいかなかったのだとか。中央ヨーロッパにはもともと別のビデ文化があるし、日本は便器そのものに装置付いてるし…。発想があまりにもフィンランド的?!すぎて、北欧にさえ普及しなかったってことです。

その代り、アラブ諸国には広がったんだそうですよ。ただし用途は全然違う。モスクに入る前に、足を洗うために使うんですって。ところ変われば…ですね。

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