フィンランドでの日常生活を綴っています。

木曜日, 4月 27, 2017

遅い春

event_note4月 27, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
枯葉に埋もれた庭の片隅にあるクロッカスが、ただ今ほぼ満開。



今年は例年よりも遅いです。

数日前には雪も降ったし、菜園の土はまだ凍結してる…

それでも、今年のようにゆっくりと春がやってきてくれると、フサスグリには都合がいいのだそう。

白樺の開花も今年は例年よりも遅れるだろうということなので、花粉症がある方々には、ちょっとだけ楽な春かもしれません。

…なかなか暖かくならない春というのも、決して悪いことだけではないということですね。

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日曜日, 4月 16, 2017

復活祭といえばこの食品

event_note4月 16, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
この週末は復活祭(イースター)で、巷では4連休。せっかくの休暇ですが、今年はとにかく寒い!! 4月も中旬だというのに今朝も -6℃以下まで冷え込み、日中の予想最高気温は本日+2℃だそうな。

さて、復活祭に食べることの多い伝統食品はいくつかありますが、うちはキリスト教徒でもないので、復活祭だからといって特別な料理を作ったりはしません。

ただ、復活祭が近づくとスーパーに並ぶこの食品だけは、毎年口にしています。夫はフィンランド人のくせにこの食品がきらい。そんなわけで、毎年ひと箱全部、くうっけりが一人でたいらげております。


フィンランド語で mämmi(マンミ)と呼ばれる食品(スウェーデン語は memma)。
外見は黒豆あんみたい?


器に盛って、一般には生クリーム、もしくは牛乳をかけて食べます。


このマンミ、今では復活祭の時期に食べるデザートという位置づけのようですが、もともとは、主に聖金曜日に食されたらしいです。聖金曜日には、火を使った料理はしなかったため、マンミを含めた冷たい食事のみをとったのだという話。

なるほどね、マンミの主な材料は、ライ麦粉とライ麦の麦芽なので、食事としても確かに十分いけそうです。現在市販されていマンミはあまりにも甘すぎる(100g中の糖分が10g!!)ので、そういう食べ方はできそうにないですが。


マンミを家で作ることもできます(マンミ 作り方 - Google 検索)。くうっけりは作ったことないですけど。

市販のものにしても、家庭用のレシピにしても、ダークシロップが入っているから甘くなるのは当然なのですが、そういうものは入れなくてもある程度は甘くなるみたいです。昔のレシピには、シロップなんて入っていません。デンプンが分解すると甘くなりますよね。多分その性質を使うのでしょう。


今では「フィンランドの」伝統料理とされているマンミではありますが、調べてみると、ものもとはフィンランドの南部・南西部で知られていた料理。それがフィンランド全国に広がったのは、20世紀になってからのことです。

夫のように、マンミがきらいというフィンランド人は多いですが、日本人の口には合うんじゃないかなあ。機会があればぜひお試しくださいませ。

木曜日, 4月 13, 2017

オモ(うちのわんこ10歳♂)の再診日

event_note4月 13, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
今朝の天気です。


空中にゴミのようなものが見えますが、雪ですよ、雪!

今日は、午前中にオモを病院に連れて行かなければいけなかったので、はらはらどきどきでした。というのも、うちの車のタイヤはすでに夏用。こんな天気の中、車で出かけるのはこわい!!

家を出た時、庭には3~4㎝ほどの積雪。でも、病院方面へ向かって数キロ進んだら、そのあたりはもう全然積雪もなく、こわい思いもせずに、病院に無事到着。


オモの目は、回復しつつはあるようです。内出血でもしているのか?と心配だった目の一部の変色は(関連記事 オモ(うちのワンコ10歳♂)の変色した目)、血管(おそらく日本語で「新生血管」とよばれるもの)だと説明を受けました。

眼圧は正常だし痛みもなさそうだけれど、今は角膜があまりにも濁っているのでその奥を十分に観察することができず、他に何か異常があるのかどうかはまだ判断できないとのこと。

そんなわけで、このあとも目薬を与え続けて、2週間後に再診です。

単に角膜に傷がついただけじゃなくて、他に何か原因があるとしたら、目の摘出をすることになるかも…なんて言われてぎょっとしています。

そうはならないことを祈るのみ…


水曜日, 4月 12, 2017

トマトを植え替える

event_note4月 12, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
3月5日に種を蒔き(関連記事 トマトの種を蒔く)、同じ月の23日に間引きをしたトマト(関連記事 トマトの双葉と間引き)に、本葉が出そろってきました。


そこで、本日植え替えしました。

例年のごとく、牛乳パックの再利用。
1ℓの牛乳パックを10㎝ぐらいの高さのところで切って底に穴をあけて使っています。

底に少し鶏糞を入れて、その上に苗用の市販の土を入れ、トマトを植えました。もっと深く植えるつもりだったのだけれど、うまく植えられず、結局こんな感じに。それでも一応、全株ともに、玉子のパックに生えていた時よりも深く植えてあります。


霜の心配がなくなるまで(5月下旬~6月初め)、このまま室内で育てます。

月曜日, 4月 10, 2017

オモ(うちのわんこ10歳♂)の変色した目

event_note4月 10, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
オモの左目が白く濁り始めていることに気づいて病院に連れて行ったのは、去年の夏のことでした(関連記事 オモを病院へ)。その時の診断は、核硬化症。特に治療は必要ないということで、一安心したのでした。

その後、オモが左目をしょぼしょぼしていることに気づいて病院に連れて行ったのが、去年の秋のこと。この時は角膜に傷がついているということで、目薬を与えて治療。傷は治り、普通に目をあけるていることができるようになりました(関連記事 オモの左目の濁りが悪化オモの目のその後)。

先月末にまた、オモが目をしょぼしょぼするようになりました。去年の秋とちょうど同じような症状。で、また同じような診断と治療なのだろうと思いながらも、すぐに病院に連れて行きました。でも今回の角膜の傷は、前回のようなはっきりしたものではなかったらしい。それで、もしかすると何か他の病気があるかもしれないと言われています。それでも、とりあえずはまず目薬を与えて2~3週間様子を見ましょうということで、今は毎日数回ずつ目薬を与えている段階です。

そんなオモの今のお顔はこんなです。この写真からも、オモの左目の濁りが見えますね。


そして今日、目の様子が以前とはまた違っていることに気付いてしまいました。白く濁っている目の一部が、内出血でもしてるんじゃないか?という色に変わっているのです。ショック…

とはいうものの、心配しても始まりまりませんね。もともと今週の木曜日に病院に行くことになっていたので、その時によく診てもらいます。

日曜日, 4月 09, 2017

シャコバサボテンの開花とポインセチア

フィンランド語では joulukaktus(クリスマスサボテン)とよばれるシャコバサボテン。その名の通りクリスマスごろに花をつけるはずなのですが、うちの株はクリスマスには花をつけずに、今頃になって咲いています。


去年もそうだったんです(関連記事 もうすぐクリスマス?????)。一年のリズムが完全にくるってしまったのでしょうか?

今咲いているのは一つだけですが、他の蕾も大きくなってきています。


一週間後に復活祭をひかえたこの時期のイメージカラーは黄色(たまご、ひよこ、水仙…)なんですけど、シャコバサボテンを筆頭に、うちではクリスマスカラーがはばをきかせております。

ほら、これもクリスマスカラー。


先日剪定したポインセチアのひと枝があまりにも元気そうだったので、捨てるにしのびなく、もう少し目を楽しませてもらうことにしたのです。水を入れたちっちゃいコップにさしてあるだけなのですが、意外なほどに元気さを保っています。

水曜日, 4月 05, 2017

ポインセチアの植え替え・剪定

event_note4月 05, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
去年のクリスマス前に我が家にやってきたポインセチア。

そのほぼ一か月後には、一部の葉が落ちたりはしていたものの、まだ元気にしていました。

月日がたち、そのポインセチアはかなり哀れな姿に。


今年になってから育ったらしき元気な葉もあるものの、だいぶ葉も落ちてしまったし、乾燥・変色し始めた葉も。

そこで、植え替え・剪定をしました。その結果…


一応インターネットで調べた上で剪定したのだけれど、これで本当に大丈夫なんでしょうか?!

日曜日, 4月 02, 2017

2017年3月を振り返る

event_note4月 02, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
あっという間に4月…

日本にいたころは、年度の変わりめだからか桜も咲いてより春めく季節だからか、なんとなく特別な、新しいことが始まりそうでウキウキするような、そんな月だった気がします。

国外に出てからはそういう感覚がすっかりなくなってしまいました。日本の4月の感覚がちょっぴり懐かしい。

さて、3月の振り返りです。

3月の気候


3月といえど年によっては冷え込むこともありますが、今年は全体に暖かかったかな。

我が家界隈では真冬日は3日しかなかったし、一番冷え込んだ日でも最低気温は -7.9℃。逆に一日中プラスの気温だったのは8日も。気温が十度以上まで上がった日も2日ほどありました。最高気温は13.5℃…フィンランドの3月としては高い気温です。この時も確か、フェーン現象だって説明されていましたわ。

フキタンポポ(3月29日)

このあたりで春一番に咲く野の花はフキタンポポ。今年は、日当たりのいい暖かい場所では、3月中旬ぐらいからフキタンポポが顔を出していました。

3月のオモ


新聞読んでいる最中なんですけど…(3月5日)

散歩に出たがらない日もあると思えば、やたら歩きたがる日もある…

天気の影響もあるのだろうと思います。歩きたがらない日には、散歩に出ても用足しさえすめばもう戻りたがる。そうかと思うと、まだ戻りたくないと言い張って?!どんどん先に行きたがる日もある。そんな日の3月の最長距離記録が 6.6㎞ の散歩。いったいどこにそんな体力があるんだか。

月の終わりごろ、オモの目の様子にまた異変があり、病院に連れて行きました。目薬を処方され、今はそれを毎日与えているところ。今は、少なくとも素人目には、よくなってきているように見えます。

目の具合と関係あるのかないのか…
3月の終わりごろから、オモが添い寝をねだるようになりました。人が起きているときにはおとなしく寝ているんですよ。でも、電気を消して私らが寝室に引きこもると、オモはまず窓際で吠えだします。何かに吠えているというよりは、どうも注意を向けてほしいっぽい。で、わざと無視したりすると、今度は寝室の入り口に来て、クンクンと甘え声を出し続けるのです。

そこで折れてはいけないのかもしれないけれど、結局は折れてしまう。寝室にはオモを入れないことにしているので(夫に犬猫アレルギーがあるもので)、私がオモの寝床の隣に床をしいて寝る。そうするとオモもおとなしくなるんですよ。以前にも時々はあったことではありますが、このところはほぼ毎晩。いったいどうしたというのでしょう?

3月に読まれた記事 TOP3


フィンランドよりも春の訪れが早い日本でも、3月はまだ靴下編みの季節なのかな?
立ち寄ってくだっさった方々が一番多かったのが、この記事でした。

靴下のかかと その1


次がこちら。そうなんです、この3月に、と~っても久しぶりにボビンレースを織り始めたのですよ。

ボビンレース再開


そして3番目。
3月もあまり更新をしないでしまった当ブログ…にもかかわらず立ち寄っていただき、ありがとうございました。

2017年2月を振り返る