フィンランドでの日常生活を綴っています。

月曜日, 10月 10, 2016

フィンランドのレシピでリンゴケーキを作る

event_note10月 10, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum6 comments
知人からリンゴをたくさんいただきました。

リンゴケーキを作ろうと思い、インターネットでレシピ探し。で、見つけたのがこのブログページ → Liian hyvää: Muhkea omenapiirakka

このブログ(Liian hyvää)全体がとにかく素敵です。説明も分かりやすい。フィンランド語が理解できる方は、このくうっけりの記事を読むよりも、そちらのページを読んだほうがいいです。フィンランド語ができない方も、そのブログを覗いて損はないですよ。

リンゴケーキの材料と作り方



上の写真が、くうっけりが焼き上げたケーキ。参考にしたブログほど美しくないのが悲しい……

でも、なかなかしっとりとしたケーキになりました。以下、材料と作り方です。

材料(天板1枚分)

生地
卵 4個
砂糖 3dl (=300cc)
生クリーム 2dl (=200cc)
牛乳 2dl (=200cc)
バター or 製菓用マーガリン 200g
小麦粉 7dl (=700cc)
ベーキングパウダー 小さじ4

生地の表面へ
リンゴ 3~5個
砂糖(グラニュー糖) 適量
シナモン 適量

生地の砂糖の量は、もとのレシピ(3.5~4dl)よりも少し減らしました。フィンランドのレシピ通りに作ると、甘すぎることがよくあるものですから。実際、3dlで作っても、十分な甘さでした。その辺は、好みかとも思いますが。

作り方

  1. バター(マーガリン)200gを溶かして、さましておきます。

  2. 割りほぐした4個分の卵をボウルに入れ、3dlの砂糖を加えて、よく泡立てます。

  3. 2.に、牛乳2dl、生クリーム2dl、1.のバター(マーガリン)を入れて、軽く混ぜ合わせます。

  4. 小麦粉7dlとベーキングパウダー小さじ4をふるい合わせたものを、3.に加えて、ハンドミキサーで軽く混ぜます。(量が多すぎて、へらではうまく混ざらなかった……)

  5. 天板にベーキングペーパーをしいて、4.の生地を流し込みます。

     
  6. リンゴの皮をむいて芯を取り、薄切りにして生地の上に並べます。(大きい形のいいリンゴならそれほどではないでしょうが、小さくて形の悪いリンゴだと、かなり手間がかかるということを実感しました)

  7. 砂糖、そしてシナモンを振りかけます。(スプーンを使って上から振りかけたら、ぜんぜん平均にかからなかった……という失敗例が下の写真)


  8. 200℃のオーブンの中段で、約30分焼きます。

  9. 竹串で刺して、生地がついてこなかったら出来上がり。

天板まるまる1枚分焼いて、家族2人(と1匹)で、3日で平らげました。…体重計がおそろしい。

6 comments:

Riko さんのコメント...
こんにちは。リンゴシーズンですね。我が家でもリンゴのお菓子を作っています。
1dlは100ccですよね??日本では(算数では習いましたが)あまり使用しないように思うのですが、フィンランドでは一般的に使用する単位なのでしょうか。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
はい、おっしゃるとおり1㎗は100㏄です。
そういえば、㎗って日本では使っていませんでしたね。もとのレシピでが㎗だったので、ついそのまま書いてしまいました。

こちらのレシピでは、㎗を使っていることは多いです。このレシピのように、小麦粉や砂糖などの量も㎗。でも、レシピ以外では㎗ってあまり目にしません。
Riko さんのコメント...
お答え、有難うございます。
dl、使われているのですねー。
メートル法にのるなら、日本も、ml, dlにすればいいのに、何故ccなんでしょうねえ…。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
ほんと、そうですね。
ccなんて、学校でもちゃんと習った記憶がないですよ。
考えてみれば、日本にいたときは、算数や理科の時間以外に㎗を使った記憶がありません。

関係ないけど、「坪」なんていう単位を学校では習わなかったから、私はすぐに換算できません。でも、実社会では「坪」を使うことも多いですよね。

学校で習う算数って、実社会を無視してるんじゃないかと思っていしまいます。
Riko さんのコメント...
坪…は、親から「畳2畳分よ」と教わりましたが、その畳も色々なサイズがありますからねえ…。
普段使わない(使う分野の人もいるのでしょうが)といえばアールもでしょうか。
面積を表すのに…結局「東京ドーム何個分」とか言われますしね(^^;。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
確かにそうですねえ。
そういえば、重さのほうは算数の世界と実世界がマッチしているかも?
染色では、日本でもフィンランドでも、算数で習ったことをそのまま使えそうですよね。
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