フィンランドでの日常生活を綴っています。

水曜日, 3月 30, 2016

この春最初の野の花と小山と蛇と

event_note3月 30, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フキタンポポが咲いているのを見つけました。


下旬とはいえどまだ3月だから、今年はいつもより早いかな?と思ったけれど、過去記事(関連記事:フキタンポポとオーロラと)を見たら、去年はもっと早かったことが判明。

今年はまだ、見つけようとしないと見つからないぐらいにぽつぽつとしか咲いていないので、写真を見る限り、去年よりずっと遅いようです。


それでも気分は春!!

久しぶりに近くの小山にも登ってきました。オモももちろん一緒に。



小山のてっぺんからの眺め。


もう、雪がほとんどとけています。


向こうに見える森林の一部は、冬の間に伐採されたみたい。丸太がまだ、道路わきに重ねて置いたままになっています。



小山の上からは海も見えるんですよ。

あまりにもちょっとだけで、第三者にはわからないであろう…ということで、矢印をつけておきました。


それでもわからないであろうぐらいに、ほんのちょっとだけしか見えないんですけどね。


この後、小山を下りかけたところで、今年初めて蛇(ヨーロッパクサリヘビ)にも会いました。

まだそれほど暖かくないから、岩の上で温まっていたのでしょう。まだ小さい蛇で、とってもきれいにとぐろを巻いていました。写真を撮り損ねてしまったのが残念です。

日曜日, 3月 27, 2016

春、そしてキノコ発見!!

event_note3月 27, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
こちらでは、暦上の春(天文学的な春)の訪れは春分の日。
そして、一日の平均気温が0℃を超えると、事実上の春(気温上の春)なのだそう。

フィンランドの南部地方では、数日前に事実上の春を迎えました。
…とはいっても、日本の春の様相とはだいぶ違います。


セイヨウハシバミの雄花はどうやら咲いているようですが、



ネコヤナギはまだ小さい。



雪もまだ、ところどころに残っています。


それでも春なんですねえ。
今日は、春のキノコを見つけましたよ。

こちらの写真にいくつか写っています。分かりますか?



近くで見るとこんなキノコ。


hytymaljakas (Sarcosoma globosum)です。

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストを基準にした分類だと、フィンランドではこのキノコ、NT(Near Threatened  - 準絶滅危惧)のカテゴリーに入るらしい。

それにしても、今年は早くお目覚めです。今までは、早くても4月下旬にならないと目にすることがなかったのですよ。



オモも元気に歩きましたよ。元気すぎて、写真もちょっとピンぼけです。



今日の最後は、オモの後ろ姿でしめましょう。

手術からほぼ2か月半が経ち、オモのお尻もほら、


だいぶ白くなりました。

金曜日, 3月 25, 2016

トマトの双葉が出そろったので

event_note3月 25, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
2週間ほど前に蒔いたトマトの種は新しいものではなかったのだけれど、発芽率はほぼ100%。元気な双葉たちが、所狭しと玉子の容器に顔を出しました。



このまま全部育てるわけにもいかないので、かわいそうだけれど間引きして、苗を一部屋(←玉子1個分の空間)1本ずつに。



外に移植できるのが、早くて5月下旬、下手すると6月中旬。それまでは、室内で育てます。

金曜日, 3月 18, 2016

ハシバミの花咲く季節

event_note3月 18, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドに自生するハシバミ…正確にはセイヨウハシバミ(Corylus avellana)の花咲く季節です。

フィンランドの木々の中では、最初に咲く花の一つ。そしてこれ、花粉症の方々にはあまりありがたくないお花。


花といっても、花粉を飛ばす雄花はこんな姿かたちです。


咲いているんだかまだ蕾なんだか、あまりよくわかりませんな。



うちの庭にはセイヨウハシバミが2株あります。

上の2枚の写真は昼から午後の太陽が当たる場所にある株の花、下の写真は、午前の太陽が当たる場所にある株の姿。


やっぱり午前中の太陽の光は力がいまいちなんでしょうかね。こちらの雄花は、まだ小さくで固いです。

日曜日, 3月 13, 2016

晩冬の散歩道

event_note3月 13, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
散歩の途中に見るこの風景、お気に入りの一つです。雪もだいぶ融けてきてはいますが、今の時期だと、早春というよりは晩冬の景色ですね。


この界隈の平地・低地は土壌も厚く、畑になっていることが多いです。大昔、海の底だったところらしい。

この反対側の眺めはというと


小さい岩山です。このあたりで森林になっているのは、こんな場所が多いです。岩山は、大昔は島だったらしいですよ。


日々、こんな景色を見ながら散歩しております。
と言うと、自然にとっても親しんでいそうに見えるかもしれません。でも、フィンランド人たちにはまだまだかないませぬ。

この写真を見てください。中央に見える白い部分は、小さな沼です。その表面をよくよく見ると足跡が…


氷の張った沼の上を、最近誰かが歩き回ったようです。でも、くうっけりは、さすがにそこまでしようとは思いませぬ。


オモはすっかり元気になり(とはいっても術前との違いはいくつかあるのですが…それについてはまたの機会に)、1時間の散歩もへっちゃらです。


オモ、こっち向いて!! と言ったら、めずらしくこっちを向いてくれました。



ここは、トウヒと松の林になっている場所。こうしてみると、木って大きいですね。ん?オモが小さいのか??





リーキの種まき

event_note3月 13, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
春をひかえて、種まき記事が続きます。

今回蒔いたのは、リーキの種。


これも室内で苗を育てないとダメみたいなので、例年3月中に種をまいています。

種は、玉子のパックじゃなくて、苗床用に市販されていたプラスチックの容器に蒔きました。


コンパクトなスペースにたくさん苗を育てることができて便利そう…
そう思って、何年も前に購入したものです。

いろいろな植物に使うつもりで買ったのだけれど、今はリーキの苗を育てるのにしか使っていません。他の植物には、やっぱりスペースが小さすぎる気がして。

リーキなら、このスペースでも大丈夫。この苗床で、2~3か月頑張ってもらいます。

金曜日, 3月 11, 2016

種まき

event_note3月 11, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
まだ外は雪に覆われていますが、春は着実に近づいています。

今日は種まきをしました。
とはいっても、菜園にではなく玉子の空きパックにです。

こんなのが


3パック分。

今日まいたのは、トマト、バジル、セロリ、シソ、アイです。


シソとアイの種は、何年か前に日本から連れてきた子たち。でも、今まで一度もちゃんと育てられたことがありません。ここの気候ではやっぱり無理なのか、単なる技量の問題なのか…

火曜日, 3月 08, 2016

果物の種をまいてみた

event_note3月 08, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
冬はこたつにみかん…

という定番はフィンランドでは味わえませんが、こちらでも冬場になると、柑橘類が手ごろな値段で出回っています。全部輸入品ですけどね。


フィンランド語で mandariini と呼ばれる果物…タチバナ…をこの冬もよく食べました。


この果物、時々種が入っていることがあります。冬の間、それらをちまちま集めておりました。



今まで集めた種の中から、太っちょさんを選んでまきました。



このあと土をかぶせて水をかけて…


ちゃんと芽がでてくれるかな?