フィンランドでの日常生活を綴っています。

水曜日, 12月 25, 2013

クリスマスツリー

event_note12月 25, 2013 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドはまだ25日ですが、日本はもう日が変わって26日になっていますね。

そんなわけでちょっと遅れた感はありますが、ツリーの写真をここに何枚かご紹介。


こちらはトゥルク大聖堂。大聖堂の前に立つツリーは、写真で見るとさほど大きく見えませんが、これでも、高さが24メートル、重さは4トン以上あるという話です。



これだけ大きいと、飾りつけも大掛かり。ここを11月末にたまたま通ったら、人の乗る台のついたクレーン車のようなもので、数人がかりで飾り付けをしていました。



この大聖堂は川の近くにあります。12月のとある夕方、反対側の川岸から大聖堂とその周辺を写真に撮ってみました。24メートルのツリーもとっても小さくしか見えません。



こちらは、とある広場に立っているツリー。小さいけれど(とはいっても数メートルの高さ?)とってもきれいな枝ぶり。きれいな円錐型です。



そしてこれは、某建物の間から中庭に抜ける通路から見えたツリー。



いずれにしても、ランプのみ、それもただ一色のランプで飾られたツリーです。個人的に、こんなシンプルなクリスマスツリーが好きです。


日本では、クリスマスが終わった途端に、気分も飾りも年末・新年に一変しますが、こちらのクリスマスはそうすぐには終わりません。ツリーが片付けられるのも、1月になってからなんですよ。

月曜日, 10月 21, 2013

氷点下の朝

event_note10月 21, 2013 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
今朝は氷点下6度ほどまで冷え込みました。そして、今朝はあたり一面が霜に覆われていました。

ハマナスは、黄葉もしているのですが、まだまだ緑の葉がいっぱい。でも、今朝のハマナスの葉は緑というより白が主流?



どアップすると…


いつものことながら、自然の芸術に感心させられます。


そしてシャクナゲ…



キンロバイはまだ花をつけているのですが、霜は花にも容赦ありません。



外が寒くても、幸いなことに家の中はぬくぬくです。三重窓と厚い外壁と暖房のおかげなんですけどね。

ぬくぬくの家の中でのオモは、ごろごろしたり自分専用の外見台に寝そべったりしています。そんなオモにちょっといたずらしちゃいました。


オモの首の周りにあるのは、まだ未完成の人用の帽子です。帽子のてっぺんがまだ開いていて、それがちょうどオモの頭が通るぐらいの大きさだったんです。それでつい遊んでしまいました。


オモはいたずらされたことに気づいたんだかどうかしりませんが、嫌がることなく平然と寝そべっていたのでした。

その後、この未完成の帽子をとってあげたら、さっさと逃げられたんですけどね。やっぱりいやだっか…

金曜日, 10月 18, 2013

すっかり秋です

event_note10月 18, 2013 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
落ち葉が舞い散る季節です。



もうすっかりはだかんぼうになった木々も…



畑もしっかり掘り起こされています。この畑は来年の春までゆっくりお休みかな?



そしてオモは相変わらず元気に毎日散歩に励んでいます。毛もだいぶのびました。



ところで今日は、とにかく寒かった~!! オモと散歩出たときの気温は一応3度ぐらいあったのですが、冷たい北風が吹いておりまして、体感気温は-5度ぐらいだったそうです。

我が家付近では昨夜は雨が降りましたが、地域によっては完全な雪で、多いところでは20㎝ぐらい積もったとか。

天気予報を見てみたら、中部から北部にかけては真冬日のところも多いみたいです。このあたりはそれよりは暖かいですが、予想最高気温が5度ほどですから、関東地方ぐらいだったら、真冬に相当ですよね。

すっかり秋というよりももうすぐ冬っていう方が、感覚としてはあってるのかな…

金曜日, 9月 27, 2013

キノコ狩り終盤

event_note9月 27, 2013 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
冬の足音が聞こえ始めているフィンランドです。昨日の朝は氷点下。我が家の屋外温度計は、-1.7度を示していました。この日、初雪が観測された地域もあるようです。

このところずっと、週末にはキノコ狩りを楽しんでいますが、今週末はどうかなあ…キノコたちも寒さで凍えてしまっているかもしれません。


で、こちらはまだそれほど冷え込みがひどくなかった先週末の話。

いつものように森へキノコ狩りへ行ってきました。いつも行く森は、なんとなく場所を覚えてきましたが、それでも心配なので、GPSはいつも持参しています。それというのもこの風景…

とある場所での前方の景色はこんな風。



同じ場所での後方の景色はこれ。



景色は確かに違いますが、はっきりとした目印になるものがなくて、キノコを求めて行ったり来たりしているうちに、完全に迷ってしまうのではないかと、それがいつも心配なんです。


秋に入ってから雨の降らない日々が続いたりして、一時はキノコが余り顔を出さず、出ていても「乾燥キノコ」状態でした。でも、先週末は再びキノコたちが復活!

でも、上手にかくれんぼしてるんですよ。このアンズタケも、うっかりしていると見逃してしまいそうでしょう?



オモはといえば、毎日元気に散歩しています。

こちらは、先週末の林道を散歩中のオモです。かっこいい!!(←親ばか)



この時期、朝露がだいぶ遅くまで残っているんです。で、オモの顔はいつもぬれちゃうのでした。

月曜日, 9月 02, 2013

キノコいろいろ

event_note9月 02, 2013 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
先週末もキノコ狩りを楽しんできました。

少し前は、顔を出しているキノコの種類も少なかったのですが、先週末にはもうぐんと増えていました。全部が食用ではないし、Kuukkeli 自身が識別できるキノコは限られているので、収穫したのは今回もポルチーニとアンズタケだけ。夫はなにやら別のキノコも収穫しておりましたけど。

収穫したキノコの写真は撮らないでしまったので、今回は別のキノコをご紹介…

キノコらしいキノコといえば、なんといってもこの姿ではないでしょうか?


ベニテングタケ…かな? フィンランド語では punakärpässieni といいます。「赤いハエキノコ」っていう意味ですが、「ハエキノコ」の名前の由来は、このキノコをハエ退治に使ったからとか何とか。毒キノコだから食べられません。すご~くたくさん生えているので、ちょっと残念…


そしてこちらは、生えざまがあまりにもすばらしい!! って感動して撮ったのですが…


なんというキノコかは知りません。で、そういうキノコにはもちろん一切手を出しません。眺めて写真を撮って楽しむのみです。


オモはこの時期、種の運び屋さんをしています。この写真からはほとんど見えませんが、草むらを歩くから、毛には種がたくさんついているんです。



ここ数日、天気が不安定です。雨が降ったかと思うと、合間に太陽が顔を出したり…

今朝もそんな天気で、雨の後ちょっと太陽がのぞいたときの空にはこんな虹が!!


なんとなくラッキー気分の朝となりました。

金曜日, 8月 30, 2013

秋の装い

ラズベリーの収穫時期はもうすっかり終わり、秋の色が濃くなりつつあるフィンランドです。

朝はしっかり露が降り、普段は目に付かない蜘蛛の巣が、白い姿をあらわに。


伐採地に咲き乱れていたヤナギランの花はもうすっかり散って、種をはじき出したあとが見えるのみ。


夏が終わってしまうのはさびしいけれど、秋といえばキノコ狩りの季節!! そういう意味ではうれしい季節です。

今年の夏は雨が降らない時期もあって、キノコがたくさん出てきてくれるかどうか心配だったのです。いつもは出てくるはずの時期になっても、あまりキノコが目に付かなくてどうなることかと思っていました。

でも、心配には及ばなかったようです。先週末はポルチーニをたくさん見つけて、夫とともに大喜びでした。なんと、オモも見つけてくれたんです!今までは、アンズタケにしか反応しなかったオモですが、ポルチーニもどうやら覚えたらしいです。


そしてそのオモですが、時折こんなも散歩する羽目に。


これって、道のど真ん中!ちなみに獣道じゃないですよ。一応林道…

水曜日, 8月 07, 2013

ラズベリーを食べるオモ

event_note8月 07, 2013 editBy Kuukkeli forumNo comments
今年は野生のラズベリーが豊作です。散歩途中でのオモのおやつにもなっています。

ラズベリーを食べるオモの姿を撮ってみました。初めての動画アップです。この日は天気がよかったので、Kuukkeli も影の姿で登場しております…

追記:最初、ビデオをブログの管理ページから直接ダウンロードしました。自分のパソコン環境からはちゃんと再生できたんです。でもその後、環境によっては見えない、あるいは再生できないことに気づきました。そこで、YouTubeにアップして、それを埋め込んでみました。今度は見えるかな?

日曜日, 7月 14, 2013

キノコとベリー

夏の日々は矢のように過ぎて行きます。そしてキノコやベリー類も、そろそろ収穫できる時期となっています。

アンズタケがちらほら頭を出しています。まだ小さいものがほとんどです。それでもちょっぴり初物を味わえるぐらいの量を収穫してきました。


この夏は雨が少なく、このあたりでは乾燥注意報も出ています。キノコも場所によってはすっかり乾燥していました。一雨ほしいところです。


野生のブルーベリー(ビルベリー)が熟し始めています。よく散歩に行く林道沿いのブルーベリーも食べごろで…


食いしん坊のオモは、自分でもいで食べてます。


野生のラズベリーはまだ熟してはいないのですが、


なぜか熟した実がなっている株がひとつだけ散歩途中にあって


オモが初物を味わっておりました。

土曜日, 6月 29, 2013

中世市へ行ってきた

event_note6月 29, 2013 editBy Kuukkeli forumNo comments
今週の木曜から週末にかけて、フィンランドの古都であるトゥルク市で、中世市が開かれています。このイベントには毎年足を運んでいます。そして、今年もまた行ってきました。

面白いものはたくさんあったのですが、あまり写真は撮ってきていなかったことに先ほど気づきました。撮った写真も、変なのばっかり…

中世市のエリアには、子どもたちも楽しめるようにと、動物も何頭かイベントに参加?!しています。今年は、3頭の羊と、生後4ヶ月の雄牛が1頭来ていました。そのうちの2頭の羊さんです。お尻を向けている黒っぽい子はフィンシープですが、白い羊は別の種類のようです。



そして、子どもたちが遊べるようにと、昔ながらのおもちゃの動物を作るための材料と、それらを使った参考作品?!が展示されておりました。


これは、写真に一部写っているお姉さんの作品です。今の子どもたちについては知りませんが、夫は、昔作って遊んだって言っていましたから、フィンランドではよく知られている昔ながらのおもちゃなのかな?

ちなみに、Kuukkeli がこれをはじめて見たとき連想したのは、日本のお盆のお供え物(ナスの牛やキュウリの馬)でした。材料は違いますが、基本的なつくりは同じです。人間の想像力って万国共通なんだと、妙に感心したのを覚えています。


あまりいい眺めではないのだけれど、中世市ぐらいでしか見る機会がないので、ついつい今年も撮ってしまったのが、豚の丸焼き。(苦手な方がいらっしゃるかもしれませんので、小さい写真にしておきます)



前日までは暑かったのに、この日は、太陽が雲に隠れると半袖では肌寒く、長袖で出かけなかったことを後悔しました。そんなのが多分、典型的なフィンランドの夏…

木曜日, 6月 27, 2013

林道周辺で

event_note6月 27, 2013 editBy Kuukkeli forumNo comments
夏によく散歩する林道は、風景がとっても単調。もともと、木を運ぶためだけに作られた道のようで、この道の両側も行き着く先も、すべて森林です。


そんな単調な道ではありますが、この時期は、目を楽しませてくれるものも途中であれこれ目にすることができます。


すっかり道の砂の色に溶け込んでいるお団子?!たちです。


これ実は、ヘラジカの糞。道のど真ん中にあったんです。そんなところで糞をするなんて、なんとも度胸のいいヘラジカさん…それだけ人も車もめったに通らないということでももあるんでしょうね。人よりも、動物の交通量のほうが絶対多いに違いありません。


いろいろな花々も咲いています。その中からいくつか…

Maariankämmekkä (学名は Dactylorhiza maculata。日本語名はあるのかな?)。




そして vanamo (リネンソウ)。花の大きさが数ミリ程度しかない、控えめな花ですが、密集して咲いている姿はとっても素敵です。



林道からちょっと寄り道して、小さな湿地帯をのぞいてみたら、ツルコケモモの花が咲いていました。


今まで、ツルコケモモの実を摘んだことはあるのですが、花を見たのは今回が初めてだったんです。夏の湿地帯には虫がたくさんいるので(Kuukkeli は蚊がと~っても苦手…)、ほとんど足を踏み入れないのですが、たまにはのぞいてみるものですね。花を見て、得した気分になりました。


こちらは Siankärsämö (セイヨウノコギリソウ)。


林道に限らず、普通の道路わきなどでもよく目にする花です。虫さんがしっかり花を陣取っていますが、なんという虫なのでしょう?


悲しいことに、秋の兆しもちょっぴり見え始めています。

Puolukka(コケモモ)。


収穫できるのはまだまだ先のこととはいえ、ほんのり赤みがかっているのを見ると、ちょっぴり恨めしい気分です。


まだ、例年収穫している秋の食用キノコたちにはお目にかかっていませんが、今回はこんなキノコを発見しました。


図鑑で見てみたのだけれど、なんというキノコかわかりませんでした。チャワンタケの一種??

*****

オモはいつものように、花よりもキノコよりもにおいの方に興味津々。くんくんしながら半時間ほど歩いて、ここでちょっと休憩。


この後また元気に歩き、1時間あまりの散歩となったのでした。

水曜日, 6月 12, 2013

白さまざま

event_note6月 12, 2013 editBy Kuukkeli forum2 comments
この時期の自然は、たくさんの花や植物を楽しませてくれます。一番目に付く色はもちろん、新緑をはじめとしたさまざまな色合いの緑です。でもそんな中で目に留まるのが「白」

ちょっと離れた場所からでもよく見えるのが Tupasvilla(ワタスゲ)です。


これは花ではなくて種の集まりなんですって。なんと Kuukkeli はついさっきまでこれが花だと思っていました… 


確かに花というよりはタンポポの綿毛のようなものに近いですかね。


Tupasvilla のように遠くからもよく見えるというわけではないけれど、森の中で足元を見ると目に付くのが Oravanmarja (直訳すると「リスのベリー」。日本のマイヅルソウっぽいですが、属は同じでも種は違うみたい)。



そして、この時期はコケモモの花も満開です。


今年はどれだけ実をつけてくれるかなあ…

*****

白といえば、ここにも白いのが…


カットから日もたって、多少毛が伸びました。カット前と比べるとまだまだ雲泥の差ですが。

オモは昨日、満7歳の誕生日でした。特別なお祝いはしませんでしたが、昨日の夕食はちょっと特別なご馳走(といってもウエットタイプの餌を与えただけなんですけど…虫下しのお薬もしのばせて。いつもはカリカリしかあげてないんです)。オモは大喜びで食べてくれましたよ。