フィンランドでの日常生活を綴っています。

日曜日, 7月 29, 2012

これは何?

event_note7月 29, 2012 editBy Kuukkeli forum2 comments
森で見かけた、得体の知れない、でもたぶん植物…


植物って、緑の部分がありそうなのに、全体が薄い色なのです。緑の葉っぱが近くにありますが、それはまったく別の植物…苔桃です。

もうひとつの個体をどアップです。


図鑑も見ているのですが、いまのところこれがいったい何の植物なのかは不明です。ご存知の方いらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいませ。

金曜日, 7月 27, 2012

2つのタルト

event_note7月 27, 2012 editBy Kuukkeli forum4 comments
ベリーを使ったタルトを焼きました。ブルーベリータルトとラズベリータルトの2種です。いずれも夫との共作。相変わらず見かけはいまいちですねえ。

まずはブルーベリータルトです。


このブルーベリータルトは、我が家ではおなじみ。いつもは冷凍したブルーベリーを使っているのですが、この時期新鮮なブルーベリーが手に入りますから、もちろんそれらを使いました。

そしてこのラズベリータルトは、今回はじめて作ってみたものです。


本のとおりの分量で作ったのですが、生地があまりにも甘すぎ!! ちょっと残念です。思いっきり冷やしたらどうにか食べられるかなあ…

火曜日, 7月 24, 2012

ラズベリー収穫

event_note7月 24, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
庭の片隅に、野生のラズベリーが雑草とともに元気に生い茂っています。これが庭か!?というぐらいに、自然のままにほうってある一角です。


今日になって、ラズベリーの一部がもう熟していることに気づきました。ラズベリーは熟すとぽろぽろ地面に落ちてしまいます。そこで、急遽収穫です。


雨が多いせいでしょうか。野生のラズベリーの実は、とても小さいことが多いのですが、今年は例年とは比べ物にならないほど実が大きく、数も多い気がします。それでもさすがに園芸種には劣りますけど。

1時間半あまり摘んだ後の成果です。2リットル半ぐらい収穫できました。
 

今年は、雨が多すぎて夏らしくない夏だと思っていましたが、そんな天気でも好影響があるところにはあるものなんだと、妙に感心したのでした。

日曜日, 7月 22, 2012

もう秋?!

event_note7月 22, 2012 editBy Kuukkeli forum2 comments
夏が来ないうちに秋が来た…このところの天候はそんな感じです。明け方の気温は、4度ほどしかなかったんです。北欧といえど、7月にこの気温はちょっと悲しいですわ…

庭のベリー類もどんどん色づいて、収穫の時期が徐々に近づいていることを思い知らされます。

クロフサスグリ、


そして、アカスグリ。
  
 

「秋」のイメージがぬぐえないものの、蝶を見ると、まだ「夏」という気がしなくもないです。

 

そして、もの思いにしずむオモ…
   
 

木曜日, 7月 19, 2012

ブルーベリーを摘む

event_note7月 19, 2012 editBy Kuukkeli forum2 comments
野生のブルーベリー(ビルベリー)を摘みに、近くの丘へ行ってきました。

ベリーを早く摘むための道具も世の中には出回っておりますが、Kuukkeli は完全なる手摘み派 …左手で茎を持って、右手でぽちぽちと一粒ずつのんびり摘んでおります。



1リットルぐらい摘んだところで、今日のベリー摘みは、散歩へと切り替わりました。

ベリーを摘んでいたのは、丘の中腹です。せっかくなので、丘の頂上まで登ってみました。こちらは、そこからの風景です。…木が邪魔であまりよく前方が見えませんけど…


よくオモと散歩に行く丘ほどは高くないのですが、それでも周辺の畑や住宅地よりは高く、さらに丘の頂上には、石が集められています。


たぶん、青銅器時代のお墓の名残です。このあたりのほとんどの丘のてっぺんに、同じような石の山が残っています。Kuukkeliの家や、畑が広がっている部分は、当時海の底で、今、岩山や丘となっているところは、海に浮かぶ小さな島々だったそうです。

帰宅してから、早速アイスクリームに 新鮮なブルーベリーをのせて、おやつにしました。

 

ところで、野生のブルーベリーというのは、園芸用のものとは大きさがぜんぜん違います。ブルーベリーといえば、園芸用のものしか目にすることがないという方もいらっしゃるかと思いますので、大きさが想像しやすいように、Kuukkeli の手を3粒のブルーベリーとともに登場させてみましょう。一部紫っぽく汚れているのは、ブルーベリーのせいです。写真に登場していない右手は、この時、もっともっと汚れてました。


個体によって大きさにはある程度の違いはありますが、ごらんのように、決して大きいものではありません。 だから、なかなか集まらない… まだまだ技術不足という話もありますが。

この時オモは、お留守番でした。とにかく歩きにくいところを歩かなければいけなかったので。…草も青々と茂っているこの時期、 道のないところを歩くのは、なかなかしんどかったですわ…

日曜日, 7月 15, 2012

虹ときのこ

event_note7月 15, 2012 editBy Kuukkeli forum2 comments
とまあ、あまり関連性のないものが表題になっておりますが…

このところ、不安定な天候が続いており、頻繁ににわか雨が降っています。今日のにわか雨も、時折なかなかすごい降りでした。

昨日の朝もにわか雨が降ったのですが、そのときは久しぶりに虹を見ることができました。


このところ日中の気温が、20℃未満、あるいはせいぜい20℃を超えるか超えないかというぐらいで、夏来ずして秋が来た…そんな感じです。そして、秋といえばきのこ!


これらはアンズタケですが、まだ小さいです。大きさ比較のために Kuukkeli の人差し指を登場させてみました。まだまだ赤ちゃんきのこです。

でも、実はこの後大きいのもいくつか見つかりまして、今日の夕食の食材と化しました。新たまねぎとのバター炒めという、ごくごく単純なお惣菜でしたが、初物はいつもおいしく感じますね。

ベリー類も収穫の時期を迎え始めています。フィンランドの露地栽培のストロベリーは、南部地方だと、今の時期が収穫最盛期のようです。今年は例年よりちょっと遅かったかも。そして、野生のブルーベリー(ビルベリー)も熟し始めています。来週あたり、ブルベリー摘みに行こうかな…

日曜日, 7月 08, 2012

行きはよいよい、帰りは…

event_note7月 08, 2012 editBy Kuukkeli forum2 comments
夏の毎日は、あまりにも早く過ぎてしまうと実感中の Kuukkeli です。7月ももう8日ですか!? いやですね~ この明るさに満ちた季節があっという間に過ぎてしまうのは。

夏…ということで、サマーコテージと自宅を行ったり来たりの生活です。 コテージっていいましても、サウナと小さい一部屋(居間兼キッチン兼食堂兼寝室兼脱衣室…)だけ、トイレは昔なつかしボッチャン式(?)の外トイレ、水は井戸から手動ポンプでくみ上げ、電気はなく煮炊きはは薪コンロ、さらに、携帯電話のシグナルが非常に弱い…とまあ、そんなコテージです。こんな質素なコテージはきっとフィンランドでもまれになりつつあるんだろうなあ。

コテージに行ったときも、必ずしっかりと散歩しています。こちら、先日の散歩のときの様子です。


そしてこの石、いつもちょっと休憩するときの椅子代わりにしているのですが、いつもすわる場所に、小さな石が2つ重ねて置かれていたものですから、オモが、何者か!?と点検しているところです。


とまあ、行きはよかったのです。ところが帰り道、にわか雨にふられてしまいました。結構な降りだったので、途中雨宿りをする羽目に。雨宿りといっても、建物なんかありませんから、雨宿り先はトウヒの木の下です。

幸いなことにしばしすると雨も弱まり、帰路につくことができたのですが、オモのヘアースタイルに異変が!?


オモも一応雨宿りしていたのですが、お尻のほうは木の幹に近づけて濡れないようにしていたけれど、頭のほうは木の下からはみ出ていたらしいです。

そうそう、雨宿りしながらふと考えました。このときは、雷ではなかったので何の迷いもなく木の下で雨宿りしましたが、森の中を歩いているときに雷にあったら、どこに行けばいいのだろうかと。雷のとき木の下にいてはいけないというけれど、 まわりが木ばかりだったらどうすればいいのでしょう? ご存知の方いらっしゃいましたら、どうぞアドバイスをくださいませ。


散歩の途中で見つけた花です。どうやら、ランの仲間のようです。


フィンランド語名 Maariankämmekkä (学名:Dactylorhiza maculata)という植物かと思われます。